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文面があからさまにニンジャなのだ!

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いろんな意味で話題の小説。

正体隠してるわけじゃないんだから、
「水嶋ヒロ」でいいんじゃないかと思う今日この頃。

KAGEROUKAGEROU
(2010/12/15)
齋藤 智裕

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発売○日で、○万部!とか、
小説大賞は八百長だった!だのと、
有名人の著作というだけあって、
内容以外のことしか話題に挙がってない印象の本作。

「自殺」「命」がテーマのように思われるので、
それなりにメッセージ性のある作品かとは思うのですが、
結局なにが言いたかったのかはよくわからん。

ううむ・・・、どうも畑違いなジャンルのせいか、
なんかあまり書くことが無い(汗)

個人的には「~のように」といった、
直喩表現がやたら多くて、それが気になりました。

しかし、その稚拙さが、
ゴーストライター説を否定しているように感じたし、
若い作者のデビュー作ということを考えると、
特にどう、ということでもないか、とは思います。

作品そのもののクオリティに対し、
作者の知名度や例の美談(笑)のせいで、話題になりすぎた感はありますが、
スラスラと読める小説だとは思うので、
1400円が惜しくないのなら、旬の今読んでおくのが良いでしょう。

っていうか、読むなら今しかない!という感じかな。
現在の状況が落ち着いたら、ほぼ話題に挙がることは無さそうだし・・・

なんというか、個人的には小説大賞よりも、
小説版ラジー賞を贈りたい感じの作品でした。


余談になりますが、例の八百長騒動の件について。
事実を確認する術など持たないので、
本当はどうなのか?というのは、どうでも良いことかな、と。

普通の発想であれば、
芸能人の作品があっさり大賞なんぞを取っちゃって、
しかも「賞金は辞退しますw」なんてことになったら、
世間が疑いの眼を向ける、というのは容易に想像が付くだろうから、
そういうのも含めて話題になり、本が売れれば出版社的にはおk、ってところでしょう。
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