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文面があからさまにニンジャなのだ!

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久々に小説1冊をぶっ続けで読みました。

神舟 (集英社スーパーダッシュ文庫)神舟 (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2007/01)
大河 渡

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神舟(しんしゅう)
作:大河渡(おおかわわたる)
挿絵:長澤真(ながさわしん)

フランス書院文庫でも、美少女文庫でもない。
ましてや「上原りょう作」でもない、
この作品を手に取ることになったのは、とある縁があったため。
詳しくは書きませんが、っていうか過去の日記読めばわかるわなw

集英社にラノベのレーベルがあったこと自体、寝耳に水状態でしたが、
思い返すと以前プレイしてたDCのギャルゲー「メタルウルフ」の原作や、
実家帰ったときにアニマックスで観た「戦う司書」の原作もこのレーベルなんだね。

内容は、和風っていうかラノベ時代劇?
明治時代の京都を舞台にした、作者の京都愛が伝わるバトルあり、恋愛ありの物語。

と言っても、刀持った美少女が(ryみたいな雰囲気ではなく、
ギャグや萌えの要素は無い、と言っていい。
美少女成分も百合成分もあるけど、そこは特にフィーチャーされてません。

いつもは萌え萌えでエロエロな小説ばかり読んでいる僕ですが、
こういう茶化しナシの真面目なラノベっていうのも良いな・・・。

作品全体を通して、「迷い」というか、
「何が正しくて、何が間違っているか、分かる奴なんている?」
ということを常に問いかけられているような気がしました。

主役の2人、氷紗(ひさ)と修羅はラストシーンで想いを遂げることができたのですが、
「本当にこれで良かったのかな?」という思いがどうしても振り切れない、
切ない、本当に切ないラブストーリーでした。



この作品が思いのほか(超失礼)面白かったおかげで、
久々に休日に長時間読書する、という以前のスタイルを取り戻すことができ、
パチンコで破壊されつつあった(もうされてる?)脳味噌が少しは回復した気がする。

そういう意味でも作者の大河渡氏と、
美しい挿絵で物語を彩ってくれた長澤真氏には心から感謝したい。
だから京都行くよ!・・・そのうち。
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