官能小説とタバコと精力剤が好きなニンジャのブログ

別に最近の本、というわけではないのですが、
興味があったので読んでみた本のちょっとした感想。

超人計画 (角川文庫) (2006/06) 滝本 竜彦 商品詳細を見る

『Ｎ・Ｈ・Ｋにようこそ！』の作者、滝本竜彦氏のエッセイ。

このエッセイとか、アニメ版『Ｎ・Ｈ・Ｋにようこそ！』を見て、
作者がヒ○コモリであるとか、その生態に驚く、というよりも、
自分が大学時代、それに近い生活をしていたことに驚き。

サークル辞めてからは、授業には出てたものの、
ほとんど家とコンビニ（あるいはゲーセン）の往復で、
友達はおろか、まともに人と接することもなかったからなぁ・・・。

そんな生活も、あれはあれで楽しかったような気もして、
このエッセイも、共感を覚えつつ結構楽しく読めました。

というわけで、学生時代に限らず、そういう生活を経験した人なら、
過去の自分を懐かしんだりできて面白いと思います。

ずうっと友達に囲まれて楽しく過ごしてきた人や、
現在まさに引きこもりで懊悩している人がどう感じるかはわかりませんが。

あと、このエッセイの最後の方では、滝本氏の脳内彼女レイちゃんが、
出会い系やら、毛生え薬やら、合法ドラッグやらの怪しげな情報とか、
作家になるための方法なんかを簡単に教えてくれますので、
そういったことに興味がある人には、
引きこもりの生態と同時に、興味のある分野の情報が得られて、
一石二鳥のエッセイと言えなくはないかも。

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続きましては、最近めっきり読む頻度の減ってしまったエロ小説のレビュー。

いちゃいちゃラブラブお姉ちゃん (美少女文庫) (2009/05/20) 青橋 由高 商品詳細を見る

くうっ・・・！これは・・・！

くそう・・・。もうエロ小説は卒業しようかと思ってたのにっ・・・。

こんなイチャイチャで甘々な文章を読まされてしまったら！

卒業なんてできるわけないよね～、キミタチ。

前作（と言えなくもない。）の『好き好き大好きお姉ちゃん』に続いての、
イチャイチャラブラブな姉弟の物語。

青橋氏のブログを見ると、当初はこういう路線ではなかったようですが、
この小説を読んだ後は、路線変更は英断だったと思わざるを得ない。

終始イチャイチャラブラブな物語だからこその、
ラストシーンには、今年で２３になる気持ち悪い男も、
胸がキューン！となって、気持ち悪い顔して悶えてしまうほど。
ほんともうたまらんわ。

というわけで、青橋氏が作品を書き続ける限り、
エロ小説を卒業できないし、卒業する気もない！
そう思わされた良きエロ小説にござりました。