官能小説とタバコと精力剤が好きなニンジャのブログ

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先日の『人妻戦隊マダムファイブ』のレビューでも言いましたが、
僕は筆祭氏の作品を読むのはこれが２つ目。
まだまだこの方に付いて語れるほど読んでないわけですが、
どうしても言いたいので言います。
…やっぱり良いです。この人の小説。
本格調教ものを読むのも初めて、ということで、
結構不安があったのですが、
そんなものは綺麗に吹っ飛ばしてくれました。
読んでいて殊に感じたのは、心理描写の上手さ。
父親、そして祖父と同じぐらいの年齢の男に犯される、
主人公の女の子の心理がこれでもかというほど描写されており、
それがエロい上に、感情移入を大いに助けてくれた、という印象。
そう思うと、終盤主人公が堕ちる寸前になると、
心理の描写が薄くなったりしているのですが、
それが、「キモチ良いこと」以外は考えられなくなっている、
という主人公の状況にぴったりと合っていて、
このあたりは「上手いなぁ。」と関心しきり。
主人公が堕ちる前と、その後とでは、
地の文が違っているのも面白いところ。

この小説で、本格調教が好きになった！
というわけではないですが、
少なくとも「有りだな！」と思ったし、
筆祭氏の調教モノならまた読んでみたいな、と思いました。
２つ目にしてすっかりファンです。ハイ。
一応調教モノですが、
痛そうなシーンというのは無く、
そんなに敷居は高くないと思うので、おすすめです。←ランキング参加中。押すがよい。