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文面があからさまにニンジャなのだ!

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さぁ、読書日記第2回です。
ホントは今回からエロ小説の感想を消化していくつもりだったんですが、
何でも今夜土曜プレミアムで「時をかける少女」をやるらしいじゃないか。
と、いうわけで原作の方を紹介しようかな。と思ったわけです。
時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)
(2006/05/25)
筒井 康隆

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角川の新装版の表紙はエヴァの貞本氏が書いてます。
最近小畑健や荒木飛呂彦といったジャンプ作家を起用した文庫本が注目を浴びていますが、
そこはさすが角川。
そんなものはだいぶ前に通過していました。

ストーリーは過去の映画も、今夜テレビ放映されるアニメ版も、
基本的には原作と同じです。
アニメ版の方は友人が事故にあったり、
未来人が過去に来た理由なんかが変わっていて、
かなりドラマチックに仕上げていますが、
原作の方は意外とあっさりした(?)お話です。
これはもともと「時をかける少女」が、
中・高校生向けの雑誌に連載されていた、ということも関係ありそうです。
実際そんなに長い小説でもなければ、
難しい漢字や言葉、表現も出てこないのでスラスラ読めます。
しかし、かといってつまらないなんてことはなく。
やっぱり最後の別れのシーンは何回読んでもウルっとくるものがあります。
好きなんだけど分かれなくてはいけない、という切なさ。
そして少女の一途な想いには誰もが胸をときめかされますね。
だからこそ、時代が変わっても何度も映像化されているんでしょう。
アニメ版のテレビ放送もなかなか評判良さそうなので、
これから金曜ロードショーのジブリ映画同様、
土曜プレミアムの夏の定番になりそうな予感。
たぶん近い将来また映像化、ということもあるでしょう。

なので、皆さんそれに備えて原作はしっかり読んでおきましょう。
これを読めば「時をかける少女」以外の筒井作品にも興味が湧くこと間違いなし。
SF御三家の1人筒井先生の作品は読んどいて損なしだよ!

時をかける少女 通常版時をかける少女 通常版
(2007/04/20)
仲里依紗石田卓也

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またアニメ版を見ました。
前回は原作をまだ読んでなかったのですが、
読んでから見るとまた新たな発見が!
前作兼原作のヒロイン芳山和子のセリフですが、
原作読者にはニヤリなセリフ多数。
特に「好きって言われて好きになっちゃうこともある。」は!
まさに原作読者ニヤリ!なんておませなんだろう!でした。
というわけでしつこいようですがみんな原作読もうね。←ランキング参加中。押すがよい。
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