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文面があからさまにニンジャなのだ!

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『首領への道』の村上和彦氏原作。
竹内力・白竜主演のVシネ。



竹内力演じる、ある組の2代目が放蕩三昧している間に、
白竜演じる若頭は着々と組を乗っ取る陰謀を立てていて……
というストーリー。

この作品で特筆すべきは、
主演2人のビジュアル的な迫力でしょうか。

竹内力は虎を思わせる金髪で、
頭は悪そうだが、いかにも暴れだしたら止まらない、という感じ。
一方の白竜は、いつも通り冷徹な参謀タイプという感じですが、
終盤、自ら親分と竹内力を始末しようとする辺りでは、
ショットガンを携え、殺る気まんまん。

ストーリーそのものにはそれほど感銘を受けませんでしたが、
殺し屋仕様の白竜にはシビれた。
盃を鉄橋にぶつけて適当に割ったり、
自分は親分の考えていることが手に取るように判るが、
親分には自分の考えはわからない、といったセリフなど、
不遜な感じもカッコ良かったです。

他作品でも似たタイプの役を演じている白竜ですが、
『首領への道』の越智を除けば、
本作が一番印象に残っています。
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