官能小説とタバコと精力剤が好きなニンジャのブログ

かなり久々のエロ小説レビューは上原稜先生の。
飲み会帰りにキヨスクで購入ｗ



巨根のハーレムものなのはいつも通りなのですが、
結構異色なところも見られた作品だったと思います。

これまでの上原先生の著作、というか、
これまで読んできたエロ小説、特にハーレムものの主人公というと、
絶倫に加え、巨根だったりすることはありましたが、
それ以外の面では平凡なことが多かったように思いますが、
本作の主人公は大病院の跡取り息子。

１６歳の高校１年生にして、
病院の経営にも参加しているような描写があります。
当然、お金持ち。

これに加えて前述の絶倫・巨根ということなので、
これはもうまるっきりチート主人公。珍しいです。

貧血で倒れた(同級生の)妹を、
自分のところの病院に入院させたのをきっかけに、
父親を亡くし、生活にも困っていた同級生一家を居候させることに。

そこで、主人公が歪んだ愛情を、３人にぶちまける展開。

弱みに付け込んで体を求めたりと結構クズいところを見せる主人公、
というのもやはりこれまでの作品には無かったような。

ヒロインの書き分けに関しては無論問題なし。

初めは世話してもらった弱みと、母性から体を許し、
徐々に衰えゆく肉体に夢中になる主人公を求めてしまうようになる母。

主人公のゲスい言動とエロい視線から、
初めは敵対視しながら、母のために処女まで捧げ、
いつしか主人公(のチンポ)の虜になる長女(同級生ね)。

で、助けてももらった時から主人公に一目惚れ、
彼のためだったら、どんないやらしいこともしてあげたいという次女。

主人公とヒロイン３人の関係性から、
エッチシーンも、若干調教や羞恥プレイ的なテイストが強いです。
みんな大好き「あててんのよ」もあったよ！

ま、結局最後は淫乱な女３人は、結局快楽には抗えず、
主人公にメロメロになって終了という、完全なハーレムものなのはいつも通り。

幼いころに母を亡くし、父の愛人からは性的虐待を受け、
家族の愛情に飢えていて主人公は、
財力とチンポで家族をゲットしました、的なストーリーでした。


ちと最近、似たようなテイストの作品ばかり読んでしまっていて、
食傷気味だったのかなー、としみじみ。
空いた時間にエロ小説に手を伸ばすことが減った原因の１つだったのかもしれない。

そういう意味では、なじみの作家さんのこういう変化球は、
驚きがあって、刺激になったように思います。