官能小説とタバコと精力剤が好きなニンジャのブログ

この長いタイトルの作品は、年上モノに定評のある弓月誠先生の。



童貞だった少年が、隣の人妻に担任教師という、
憧れの年上女性2人と立て続けに結ばれる。

担任教師とは口約束ながらも婚約までしており、
隣の人妻との関係に後ろめたさを感じながらも、
タイプの違う2人の女性との二重生活に楽しみも感じ始める主人公。

そこへ、主人公に密かな想いを募らせていた幼馴染が、
ついに自分の気持ちを打ち明け、さらに主人公は悩むことに・・・

というのがストーリー。
浮気はするけど、最後はキッチリ１人と結ばれるのが弓月先生の作品ですが、
この作品もそのような形になっており、
ヒロイン３人のうち、主人公と「本当の恋」に落ちた１人が選ばれる。

他のヒロインとの別れは修羅場のようなものではなく、
案外とあっさりとしたものですが、
本心ではお互いに愛し合う気持ちは変わっておらず、
いずれも最後のセックスはかなり激しく、読み応えのあるものになっている。

それだけに、エピローグで明かされる、
主人公と結ばれなかった２人が、
主人公の元から離れていったという事実には、
なにか胸が締め付けられるものがあった。

とりわけ特殊なプレイがあるわけではないが、
やはり年上設定のヒロインとのセックスが主になるので、
年上好きな読者の期待には充分応えられるHシーンのクオリティだったと思う。