官能小説とタバコと精力剤が好きなニンジャのブログ

リアルドリーム文庫。庵乃音人氏の作品です。



コンビニも無いような田舎の温泉郷が舞台。

憧れの先輩祈里に連れられ、
彼女の故郷宇麗尻(ウレジリ)村にやってきた主人公。

村に伝わる奇妙な風習“お試し婚”。
望まざる相手と１週間の同居を強いられかけている友人志摩子のため、
彼女の恋人のフリをしてほしいと頼まれ、
先輩への想いを抱きつつも、美女との同居生活を了承する主人公。

実は同居相手の年上巨乳巨尻美女は、主人公に惚れており、
本来はセックスなしのお試し婚にも関わらず、一線を越えてしまう。

その後、志摩子の妹夏海とも関係をもってしまう主人公。
だが、やはり祈里への想いを捨てきれず、とうとう・・・ってな話。

特筆すべきはハーレムものなストーリーではなく、ヒロインの特殊性。
本作の舞台である宇麗尻村は、巨尻美女の名産地ということで、
ヒロイン全員が巨乳かつ巨尻。

オッパイよりケツメインなのも若干珍しいですが、
さらに驚いたのがメインヒロインの祈里。
ケツがデカすぎてバランスが崩れているという設定のうえ、
なんとアソコの毛がボーボーの剛毛。
しかもケツ毛までケツ穴周辺にびっしり。
珍しいってレベルじゃない。

エッチのシチュエーションも、
温泉郷らしくお風呂でソーププレイなどベタなのもありますが、
汲み取り式のきったねー便所や、
埃っぽそうな蔵の仕置き部屋での３Pなど、
妙な、しかも汚そうな場所でのプレイもある。

この辺からかなりニッチな層を狙った作品と思われます。

ただ、サブヒロインの姉妹は、
メインヒロインと比べるとだいぶ一般向け。

一途な志摩子のご奉仕プレイや、
ドМな夏海のオナニーシーンはぐっと来るものがありました。

なんだかんだケツ毛ヒロインに突っ込みつつ、
サブ姉妹のエッチシーンは楽しみながら読めたので、
こういうのもあって良いかなーという結論に至りました。