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文面があからさまにニンジャなのだ!

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山田風太郎原作、石川賢作画のコミック。

魔界の力で蘇った天草四朗ら魔界衆と、
柳生十兵衛の死闘を描いたファンタジー時代劇。

ダイナミックプロの石川賢だけあって、
バトルシーンなど迫力満点で見どころ満載。

剣士、サムライの枠に捕われない、
柳生十兵衛の気性・闘い方も魅力の一つ。

おおよそ剣士とは思えない重武装で、
人外の者と戦うさまは、
後の漫画家に与えた影響も大きかったのではないでしょうか。

特に読んでいて浮かんできたのは『ベルセルク』。
魔法等の概念が登場し、ファンタジー色が強まる以前の作風は、
モロに石川賢フォロワーといった印象。

逆に言えば、そのころのベルセルクが好きな人なら、
間違いなく楽しめる漫画だと思います。

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