官能小説とタバコと精力剤が好きなニンジャのブログ

橘先生。双葉文庫。



弱弱しい外見で会社の女性からもからかわれてばかりの主人公。
会社で盗撮事件が起こり、犯人探しのため、
隠しカメラの映像チェックを任される。
ビデオには、犯人以上に許せないモノが映っていた。

実は主人公が極度のパンストマニア。
それもパンストを履いた女性のみが対象という筋金入り。

このことを、彼に理解のある上司に打ち明けたのをきっかけに、
無い内定に悩む後輩。入院先のナース。高校時代の教師。
そして、主人公がパンストマニアになるきっかけを作った従姉と、
次々に関係を持つことに・・・

とにかくパンスト中心のストーリー。
女性たちとのセックスも全てパンストがらみ。

前回の『お姉さんにおまかせ』もでしたが、
かなりテーマが明確で、馬鹿馬鹿しいながらも楽しく読めました。

どちらかと言えばエロよりも面白さ、という印象ですが、
それは自分にパンスト属性が無いからなのかもしれません。
主役のパンストもプレイは足コキ程度で、
あくまできっかけという感じだった思います。

女性の悩みをパンストで解決しつつセックス。
この流れは若干ワンパターンでしたが、
主人公(橘氏？)の考える“理想のパンスト姿”が、
毎回示される形はなかなか面白かったです。

特に悪くはないと思いますが、
やはりエロ目的であればパンストマニアの方以外には、
オススメできない、かな？